ドコモアプリ管理のプライバシーポリシーに同意するとどうなる? 【エラーログと広告識別子】
2021.06.25
ドコモアプリ管理のアップデートを実行したら、同意の確認画面が表示されました。
これは同意しても問題ないですか?
「ドコモアプリ管理」のプライバシーポリシーは、「同意する」を選んで問題ないです。ドコモメールなどのアプリを利用するには、同意が必須になりますし、内容も特に不審な点はないと思います。
ポイント
- 「ドコモアプリ管理」は、ドコモメールなどの更新で必要。
- 「ドコモアプリ管理」で外部送信される情報は、主にエラー分析とパーソナライズ広告のため。
- プライバシーポリシーの同意は、ドコモでアプリを利用するには必須になる。
ドコモアプリ管理は ドコモ用アプリの更新で必要
「ドコモアプリ管理」は、「ドコモメール」「Myドコモ(料金明細確認)」など、ドコモ提供のアプリを利用・更新するのに必要です。
「ドコモアプリ管理」を利用しないと、これらのアプリのセキュリティなどが修正されないままになってしまいます。
プライバシーポリシーと外部送信情報
インターネット上では、ドコモアプリの完全なプライバシーポリシーを確認できなかったのですが、スマートフォンからドコモサーバに外部送信されるデータが明示されています。この送信データは、一部はGoogleとも共有されるようです。
外部送信情報の目的
たくさんの情報が外部送信されているように感じますが、主に2つ用途に分けることができます。
情報の外部送信の主な目的
- エラーログ
- パーソナライズ広告
ほとんどの情報は、「エラーログ」に利用されます。「エラーログ」は、アプリに不具合があったときに、原因を突き止めるための分析に利用されます。
広告識別子やコンテンツのアクセス履歴は、「パーソナライズ広告」に利用されます。広告配信は、インターネットサービスの主要な収益源です。広告効果を高めるために、なるべく個人の好みに合った広告を表示するように、アプリ内の行動を追跡しています。
個人の行動を追跡すると、プライバシー侵害になるので、匿名化して「好み」を記録する仕組みがあります。それが、「広告識別子」です。広告識別子は、アプリをインストールしたときにを割り振られ、利用者がリセットすることができるので、個人を特定されないようにできるようになっています。
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ドコモアプリケーションマネージャーがギガをすごく使ってる…
毎日こんなに通信するなんて一体何者?必要なの?
こういった悩みを持つ方に向けて、本記事ではドコモアプリケーションマネージャーの正体とその対策をご紹介していきます。
本記事のターゲット
- ドコモアプリケーションマネージャーって不要なの?
- ドコモアプリがアップデートできないんだけど?
- アプリケーションマネージャって何者?
上記のような不明点を明らかにしていきます。
目次
そもそもドコモアプリケーションマネージャーとは
ドコモ公式サイトでは以下のような説明があります。
docomo Application Manager(ドコモアプリ管理) アプリがプリインストールされているスマートフォンで、ドコモのサービスを利用するために必要なアプリを簡単にインストールしたり、アップデート情報やダウンロード履歴を表示することができます。
docomo Application Manager(ドコモアプリ管理)
ドコモアプリの状態を管理しているもので、ドコモアプリを最新版に保ち、ソフトウェアのアップデートを確認・管理しているアプリです。
このアプリを開くと、ドコモ関連アプリの一覧が確認・インストールが可能です。
一般的にAndroidの場合、アプリの管理・インストールはGoogle Playというアプリストアがメインですが、ドコモ専用アプリの多くはGoogle Playにはありません。
そのため、ドコモ専用アプリはドコモアプリケーションマネージャーからダウンロードする必要があります。
(Google Playのドコモバージョンが「ドコモアプリケーションマネージャー」と捉えてもらってOKです。)
Androidスマホに対応した多くのアプリをインストールするためのアプリストア。 アプリをインストールしたい場合は基本的にここにアクセスする。 |
ドコモ専用アプリをインストールするためのアプリストア。 ドコモ専用アプリの多くは、Google Playには存在せず、こちらでインストールする必要がある。 |
docomoと同様に、auやソフトバンクも基本的にはこのような扱いだと思います。
ドコモアプリケーションマネージャーは必要なのか?
上述のとおり、ドコモアプリケーションマネージャはドコモの専用アプリを管理しているアプリストアの位置付けのため、ドコモ専用アプリを利用しているなら必要となります。
ドコモ専用アプリを使用していない場合は、不要なアプリと言えます。
ドコモアプリの一例
- ドコモメール
- dマーケット
- オートGPS
- 地図アプリ
- ドコモクラウド設定アプリ
- iDアプリ
- dフォト
- DcmWapPushHelper など
ドコモユーザーだからと言ってドコモアプリを利用しなければならないということは無いので、不要なら使わなくてOKです。(代替アプリは様々あります。)
不要なアプリは無効化しても良いので「【これだけは無効化するな!】無効化していいアプリと無効化してはいけないアプリ 」を参考にしながら無効化していきましょう。
無効化することで、
- 不要なアプリをアプリ一覧から消す
- 裏で動作しないため、もっさしした動きが改善される
- バッテリー節約にもつながる
といった効果があり、スマホの健康状態が改善されます。
ドコモアプリケーションマネージャーの目的として、アプリケーションは最新に保たないとセキュリティ上の脆弱性があったりするので、そういった修正を行っていたり、一元管理をしていたりします。
ドコモ専用アプリを更新しなかったら危険?
アプリ更新しなかった場合のデメリット
- セキュリティ脆弱性が存在したままとなる可能性がある
- 新しく追加された機能が使えない
- 周りのアプリとの整合性が取れず、エラーや不具合が起きる
上記のようなことが起きるので、アプリはなるべく最新のバージョンに更新することを心がけましょう。
ドコモアプリを使用していないなら不要とも考えることができますが、ドコモで販売されているスマートフォンには、ドコモ専用アプリがプリインストールアプリとして組み込まれています。
中には削除(アンインストール)できるものもありますが、基本削除できないようになってます。
ドコモ専用アプリを使っていなくても、スマホの動作自体に影響を与える可能性があるので、極力最新状態を保つよう、アプリ更新を行っておきましょう。
ドコモアプリって使わない人からすると、邪魔で邪魔で仕方がないんですけどね…。
ドコモアプリケーションマネージャが強制停止したりアップデートが終わらない原因
ドコモアプリケーションマネージャーはドコモのモバイルネットワーク(APN)を使わないとアップデートができない、または失敗する仕様になっています。格安SIMを利用していたりWi-Fi接続時には失敗しているのではないでしょうか?
(ちょっとややこしい設定をすればWi-Fi接続時でも可能になります。)
機種によっては「アップデートに失敗しました」や「繰り返し停止しています」とエラーを吐く症状もあります。
格安SIM使用時に「アップデートに失敗しました」と表示される
そのため、ドコモで購入したスマートフォンに別途契約した格安SIMを利用している場合、ドコモアプリケーションマネージャのアップデートはできなくなってしまいます。
その場合、強制終了や無効化をしておきましょう。
(出来るか否かは機種にもよります。出来たらラッキー。できなかったら残念!)
格安SIMを利用している場合は、そもそもドコモ専用アプリを使用しないと思うので「アップデートに失敗しました」と通知は出てきますが、気にしなくても問題はありません。
ただ、毎回毎回出てきてイライラするので、SIMフリースマートフォン(ドコモ専用アプリが無いキャリアショップ以外で販売されているスマートフォン)に買い替えるのがオススメです。
僕がオススメしているスマホは「今買うべきオススメSIMフリースマートフォンを厳選!」を参考ください。基本的にドコモを使っている方であればそのまま利用可能です。
「サーバーエラー」と表示される
もしアプリケーションマネージャーがサーバーエラーとなる場合は、dアカウント(docomo ID)を疑ってみましょう。
複数のアプリで認証がうまくいかずサーバーと正常に通信ができずエラーとなる場合があります。
この場合はおそらくdアカウントに原因があると思われるので、正しくdアカウントにログインされているか、を初めに見直してみましょう。
ドコモアプリケーションマネージャーがギガを消費している時の対処方法
データ通信容量(ギガ)をやたらと消費している人は、スマホを新たに買い替えた方に多い傾向があります。というのも上記で説明したように、ドコモ専用アプリの更新を行っているのが原因なんですよね。
端末を購入した時点では、端末を工場で製造した時のアプリバージョンとなっています。すこし古い機種だと古いバージョンのアプリがインストールされています。(工場で製造した後は保管してますからね。)製造時から時間が経てばたつほど、様々なアプリが更新されていくためバージョンアップを必要とします。
そのため、モバイル通信をつかってあらゆるアプリの更新が行われ、結果、ギガをかなり消費してしまっているようです。
もし自宅にWi-Fiがあるのであれば事前にWi-Fi接続時のみアプリ更新を行うよう設定をしておきましょう。
設定方法
「設定 →ドコモのサービス/クラウド →ドコモアプリ管理 →右上のメニューボタン →通知/自動アップデート設定 →自動アップデート『Wi-Fi接続時のみアプリを自動アップデートする』にチェック」
上記のように設定することで、Wi-Fi接続時のみにしか自動でアップデートしないようになるので、勝手にギガを消費する現象は抑制できます。
こういったバックグラウンドで行われる通信に関しては、Google Playでも同様の設定があるので「アプリの更新はWi-Fiのみ」としておくことをおすすめします。そもそものドコモアプリケーションマネージャー自体の勝手な消費が抑えられます。
家にWi-Fiが無い場合は、近くのWi-Fiスポットでアプリ更新を行うことが望ましいです。
格安SIMでドコモスマホを利用したりすると、全く使用していないドコモアプリが「ドコモの基地局と通信できません。アプリ更新失敗しました。」のような旨のメッセージが出てうるさかったりするので、精神衛生上SIMフリースマホを利用することをお勧めします。
(通知がうるさい以外特に影響はありませんが、通知が煩わしいです。)
SIMフリースマホだと、ドコモのプリインストールアプリが入っていないため、使えるストレージ容量が増えていたり、動作もドコモアプリの影響がなくすごく快適になりますよ。
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SIMフリースマホが超おすすめ!アプリ更新は「Wi-Fi接続時にのみ」に設定しておこう
本記事ではドコモアプリケーションマネージャーが勝手にギガを消費してしまう原因と対処法についてご紹介してきました。
原因はモバイルデータ通信時でもアプリの更新が行われてしまうことです。
そのため、ドコモアプリケーションマネージャーやGoogle Playは「アプリを管理するアプリ」の設定でWi-Fi接続時にのみアプリを更新ダウンロードするように設定しておきましょう。
たくさんのアプリをインストールしていればしているほど、この設定をするメリット・恩恵は大きいです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
以上、「ドコモアプリケーションマネージャーって何?不要なの?」でした!