ここでは Boot Camp を使って Mac に Windows をインストールする方法や設定、使い方を紹介していきます。
Boot Camp とは、Intel CPUを搭載した Mac に Windows をインストールすることができる便利な機能です。
Apple が Windows インストールに必要なドライバやソフトウェアを提供しているので、安心して利用することができます。また、仮想マシン(VirtualBoxなど)とは異なり Mac のリソースをすべて使えるところも魅力的です。
目次
- Boot Camp の使い方
- Windows のインストール
- Windows の削除
- Mac と Windows の切り替え
- 基本操作
- トラックパッド・マウス
- エラー対処
- Macの使い方
Boot Camp の使い方
Windows のインストール
BootCampを使って、Mac に Windows をインストールしたので、その手順を紹介しています。
- Windows8 のインストール
- Windows10 のインストール
Windows の削除
Windows が不要になった場合は Mac にインストールした Windows を削除し、使用していたパーティションを Mac OS X 用に復元しましょう。
- Windows の削除
Mac と Windows の切り替え
- MacとWindowsの起動を切り替える方法
- macOSの起動ボリュームが見つかりませんでした
基本操作
- MacとWindows間でデータを共有
- WindowsとMacのキーボード対応表
- BootCamp上のWindowsでファンクションキーを標準のキーとして使う方法
- BootCamp上のWindows IMEを「英数」「かな」キーで切り替える方法
トラックパッド・マウス
- BootCamp上のWindows - トラックパッドの右クリックを設定
- 「Trackpad++」をダウンロード・インストール
- 「Trackpad++」マルチタッチジェスチャの設定
- スクロールをナチュラル(逆)方向に変更
- Chrome拡張機能「Swipe Gesture」 2本指のスワイプで、ページ間を戻る・進む
エラー対処
- ディスクにパーティションを作成できませんでした
Mac に仮想環境を構築する VirtualBox については、こちらを参考にしてください。
- VirtualBoxの使い方と設定
Macの使い方
その他の Mac の使い方や設定はこちらをご覧ください。
- Mac の設定と使い方まとめ
MacでWindowsを使いたいのですが、インストール方法がいまいち分かりません MacでWindowsを使いたいのですが、Windows7home premium通常版を買いました ダウンロードバージョンを買いました 現在はダウンロードしてMacのデスクトップの右上に GRMCHPXFRER_JA_DVD というのがある状態です そしてブートキャンプ(bootcamp)を使ってインストールしようと思ったのですが インストーラディスクが見つかりませんでした と出てきて先に進めません 何か足りないのでしょうか? Macが初めてで無知すぎて色々読んでるんですがあまり意味が分かりません Mac OS xのインストールディスクってなんですか? そんなものは付属されてませんし。。。 よろしくお願いします 補足 mac os x バージョン 10.6.5 3.2GHz
intel core i3 インストールしようとしているWindowsOSは Windows7 hompe premium 64bitです 無事出来ました 結論から言いますと Windows7ダウンロードバージョンをインストールしたら DVDディスクに書き込まなければなりません! Macのインストールディスクと Windows7のディスク 二ついると言う事です! 無難に普通に店に買いに行った方が良いかもしれません と今後の方の為に一応書いときます ありがとうございましたベストアンサー
//support.apple.com/kb/HT3986?viewlocale=ja_JP ・Boot Camp 3.1 更新プログラムはインストールされていますか? Mac OS xのインストールディスクは、macを購入するとついてきます。箱の中にありませんでしたか? 以下のサポートの手順通りで普通にうまく行きますよ。
Mac OS X v10.6 インストールディスクおよび Windows 7 インストールディスクの両方が必要です。一般的な手順は、以下の通りです。 ハードドライブにパーティションを作成し、インストールプロセスを順を追って説明する、Boot Camp アシスタント (「/アプリケーション/ユーティリティ」フォルダににあります) を使って、Windows 7 をインストールします。Windows 7 を新たにインストールしているか、以前のバージョンの Windows からアップグレードしてインストールしているかによって、プロセスは異なります (詳しくは、Boot Camp インストールと設定ガイド を参照してください)。 Windows 7 のインストールが完了したら、Mac OS X v10.6 (またはそれ以降) のインストール DVD から Windows 用の Boot Camp ドライバをインストールします。 アップルメニューから Windows 用のソフトウェア・アップデートを使うか、または こちら から手動でダウンロードして、ドライバをバージョン 3.1
にアップグレードします。
ThanksImg質問者からのお礼コメント
はじめに
実家のiMac (21.5-inch, Mid 2011)を自由に使って良いとのことだったので、遊びがてらwindows10を入れて、デュアルブートにしました。せっかくあるのに使わないのはもったいない。こいつはAppleの公式サポートから外れて、macOS High Sierraで止まってます。
環境
- macOS High Sierra 10.13.6
- 250GBのSSDと1TBのHDD
250GBのSSDには既にmacOSが入っているので、HDDの方に400GBくらい容量を作ってそこにwindows10を入れる予定。
Boot Campを使いたいが...
そもそもMacとwindowsとのデュアルブートをするだけならBoot CampというAppleが公式で出しているアプリが既に入っているので、それとUSBメモリを使えば良いはず。しかし、手順通りにやっても「インストーラディスクが見つかりませんでした」というエラーで先に進めない。
windows8が入ったUSBメモリを入れても読み込みません。調べると、info.splitを書き換えるとインストールディスク作成項目が表示されるという記事は出てくるが、macOS High Sierraだと書き換えができない?感じです(私はsudo使っても書き換えできませんでした)。
というわけでBoot Campを使わないでiMacにwindows10のインストールを行うというのが今回の記事です。大きな流れとしてはディスクユーティリティでパーティションを作って、windows10を入れるという感じ。
windows10の入手
ここからwindows10のisoイメージを入手します。このPCはintel core i7なので64bitをダウンロードします。
実は別機でwindowsを持っている方なら、Macでやるよりもwindowsでやった方が早いです。これはダウンロードしたisoイメージをUSBメモリまたはDVDに直接焼いてくれるためです。私は最終的にこれでやりました。参考画像は下。
Macならただダウンロードするだけです。Win10_1909_Japanese_x64.isoがDownloadフォルダに入ったと思いますので、これをUSBメモリまたはDVDに焼くことになりますが、DVDではやってないのでUSBメモリに限って説明します。ちなみに、このisoファイルをただUSBにコピーしただけではだめです。USBインストールメディアの作り方は様々な方法があります。
1 書き込みソフトを使う
balenaEtcherなどいくつかあります。リンク先からダウンロードして使ってください。これならそんな難しくないので割愛します。
2 ターミナルから書き込む
Linux系(MacOSとかUbuntuとか)ならターミナルから、ddコマンドで書き込む方法もあります(一応補足すると私は今回これはエラーが出てだめでした...)。MacOSなら次のやり方。
(1) df -Hでマウントポジションを確認
Filesystem Size Used Avail Capacity iused ifree %iused Mounted on /dev/disk2s1 251G 194G 55G 78% 1560218 9223372036853215589 0% / devfs 196k 196k 0B 100% 664 0 100% /dev /dev/disk2s4 251G 1.1G 55G 2% 1 9223372036854775806 0% /private/var/vm /dev/disk0s2 600G 25G 574G 5% 2010 4294965269 0% /Volumes/Macintosh HD 2 map -hosts 0B 0B 0B 100% 0 0 100% /net map auto_home 0B 0B 0B 100% 0 0 100% /home /dev/disk0s3 400G 30G 370G 8% 117490 361586718 0% /Volumes/Untitled
容量とか使用率とかからUSBを判断して、マウントポイント(Mounted on)を確認する。
(2) diskutil unmoutコマンドでマウント解除
例えば、diskutil unmout /Volumes/Untitledなど。なお、私はこれでなぜかエラーが出たのでディスクユーティリティからマウント解除しました。ディスクユーティリティはLaunchpadの「その他」の中にあります。わからなかったらspotlight検索とか使ってください。
(3) ddコマンドを使って書き込み
sudo dd if=~/Downloads/Win10_1909_Japanese_x64.iso of=/dev/disk0s3 bs=4m
ifは書き込み内容のファイル、ofは書き込み先、bsは書き込み速度です。詳しい説明はman ddして見てください。10分以上はかかった記憶がありますので、途中経過が気になる人はCtrl-tで見れます。
ちなみに、もしisoイメージをダウンロードしたのがUbuntuなら
lsblk -fコマンドでマウントポイントを確認し、umountでマウント解除、ddコマンドで書き込みという感じです。詳細は下の参考リンクに投げます。
参考リンク //www.archlinux.site/2018/03/linuxisoubuntulive-usb.html
書き込みが完了したら、これを使ってUEFIを起動する(再起動する際にoptionキーかaltキーを押しておくとUEFIが起動できます)。下の画面のように一番右のwindowsを入れたUSBが表示されて入ればOK。
もし読みこまなければ、うまくUSBに書き込めてない可能性があるので、もう一度入れ直してください。
そもそもHDDが綺麗で何もする必要がない人はそのままUSBを選択して、windowsを入れてください。パーティションの変更があるので今はとりあえずMacを起動します。
ディスクユーティリティの起動
windows用のパーティションを作る為にLaunchpadからディスクユーティリティを起動する。パーティションについては参考リンクからの引用をどうぞ。
パーティションとは、区画、分割(する)、区分、分配(する)、衝立、仕切り、隔壁などの意味を持つ英単語。コンピュータのストレージ(外部記憶装置)の内部を複数の独立した区画に分割すること、および分割された区画のことをパーティションという。
今回の例なら、1TBのHDDを400GBはwindows10用、残りの600GBはmacOS用に分割するということになります。
windows10を入れたいHDDを選んでパーティション作成ボタンを押します。ちなみにパーティションの数を減らす場合でも、パーティション作成ボタンを押します。私の場合は、昔にBoot Campで誰かが入れたであろうwindows7があったので、それは削除しました。
新しくwindows用のパーティションを設定する。
ここで注意なのですが、次にwindowsを起動してフォーマットをするとき、どのパーティションをフォーマットするかは合計サイズや空き容量からしか判断できません。最初は500GBを2つ作ったら、どっちがMac用でどっちがwindows用か判断できませんでしたので気をつけてください。
windows10のインストール
USBから起動できればあと少し。
普通、windowsはプロダクトキーがないとインストールはできないのですが、なぜかwindows10は「プロダクトキーがありません」という選択肢があってインストールができます。ちゃんと使いたい人は正規のプロダクトキーを購入しましょう。
説明に沿ってインストールしていきます。
入れたいパーティションを選択して、「次へ」を選択します。もし押せないときは、ちゃんとフォーマットできていないということなので、「フォーマット」を押して綺麗にすれば「次へ」にいけるようになると思います。
私の場合はここで一度エラーが出ましたが、もう一度ディスクユーティリティからパーティションを作り直して、全く同じ方法をもう一度試したら入りました。
どうしてもダメなときは、このwindowsのツールからパーティションを作り直す(「新規」で新しく作れる)という方法もあります。
あとは指示に従ってインストールするだけで完了です。
参考文献
//qiita.com/sei1tani/items/d731d1a7165a42c0df65
//kaworu.jpn.org/kaworu/2010-11-15-1.php