保健所に関する次の記述のうち、正しいものを1つ選びなさい。 1 2 3 4 5 第34回:令和3年度(2022年) 前の問題 次の問題 監修者のご紹介
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この記事でわかるコト 美容師国家試験の筆記課目【衛生管理】3教科の過去問とその解説がわかります。 オダンゴさん オルクリ そうだね。実技試験が終わったらすぐ筆記って大変だ。 焦らず、一つ一つ見ていこう。 Contents
【衛生管理】過去問と解説「公衆衛生・環境衛生」この記事では新制度になってからの第42回・第43回・第44回の過去問の解説をしています。 公衆・環境衛生に関しては範囲を絞ることなく、全体を網羅するようにしましょう。 過去問第42回「公衆・環境衛生」問題と解説問11 我が国の出生に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
問12 次の疾病のうち、糖尿病に関連した合併症に該当しないものはどれか。
問13 喫煙に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
問14 さまざまな環境の要因を物理的環境要因、化学的環境要因、生物学的環境要因、社会的環境要因の4種類n分類する場合、物理的環境要因に含まれるものは次のうちどれか。
解答と解説 1)が解答です。 2)有害ガス→科学的環境要因 3)衛生害虫→生物学的環境要因 4)経済は→社会的環境要因 問15 水道に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
解答と解説 3)が解答です。 浄化槽とは、汚水を浄化し放流するための施設です。 過去問第43回「公衆・環境衛生」問題と解説問11 保健所に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
解答と解説 3)が解答です。 1)保健所を設置できるのは都道府県、政令指定都市、中核市、保健所設置市、東京都の特別区です。 2)美容所の検査は保健所の業務の一つです。 4)これも保健所の業務の一つです。 問12 2015年の我が国の出生と死亡に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
解答と解説 1)が解答です。 2)1.45です。 3)増加しています。 4)10ではなく、1.9です。 問13 身体活動・運動に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
解答と解説 3)が解答です。 激しい運動は体への負担が大きいので、中程度の運動が正しい。 問14 住居の衛生に関する次の組み合わせのうち、誤っているものはどれか。
解答と解説 4)が解答です。 気化熱にはモノを冷ます効果があるので、暖房ではなく、クーラーです。 問15 換気に関する次の文章の( )内に入る語句の組合わせのうち、正しいものはどれか。 「狭い室内に多くの人がいると、呼吸による水蒸気や( A )によって、室内の空気が汚染される。また、ガスや石油の燃焼による暖房は、( B )を排出し、不快感や酸素不足を起こす可能性がある。」
解答と解説 2)が解答です。 呼吸→二酸化炭素の排出、燃焼→二酸化炭素ガスの排出なので、これが解答です。 過去問第44回「公衆・環境衛生」問題と解説問11 喫煙に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
解答と解説 2)が解答です。 男性喫煙者率は減少傾向にあります。 問12 わが国の人口の高齢化に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
解答と解説 4)が解答です。 1)約26.7%です。 2)欧米諸国と比べると、最上位に位置していると言える。 3)2036年には高齢者人口の割合は33.3%になると予測されており、その後も増加するとみられています。 問13 心の健康に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
解答と解説 4)が解答です。 1958年以降も数度の増減を繰り返して現在に至っています。 問14 ダニやカビなどに関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
解答と解説 3)が解答です。 室内の天井や壁などのカビ類は抗原となり、人体にアレルギー反応を引き起こすことがある。 問15 浮遊粒子状物質に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
解答と解説 1)が解答です。 浮遊粒子状物質とは、粒径が10マイクロメートル(ミクロン)以下のものをいいます。 【衛生管理】過去問と解説「感染症」感染症に関しては範囲自体が狭いので、全体を網羅するようにしましょう。 とはいえ、感染経路、感染の仕方、感染症の区分(~類なのか、その法的処置まで)、主要な細菌、ウイルスの特徴については、初めに暗記していきましょう。 過去問第42回「感染症」問題と解説問16 次の感染のうち、性行為によって感染するものはどれか。
解答と解説 1)が解答です。 2)、4)は、動物感染 3)は、経口感染 問17 細菌に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
問18 感染症予防の3原則に関する次の記述のうち、感染経路対策に該当しないものはどれか。
問19 風しんに関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
問20 O157による腸管出血性大腸菌感染症に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
過去問第43回「感染症」問題と解説問16 感染症法において、美容師が感染した場合、就業制限の対象となる感染症は、次のうちどれか。
解答と解説 1)が解答です。 就業制限の対象となる感染症 結核、ジフテリア、SARS、新型インフルエンザ等感染症、痘そう、鳥インフルエンザ、ペスト 問17 次の感染症のうち、主として飛沫感染するものはどれか。
解答と解説 2)が解答です。 1)は、糞便感染、接触感染 3)は、性感染、母子感染、血液感染 4)は、蚊が感染源の動物感染(人から感染しない。) 問18 芽胞に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
解答と解説 2)が解答です。 1)、3)は、芽胞を作らない。 4)は、休眠状態になる。 問19 結核に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
問20 B型肝炎に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
過去問第44回「感染症」問題と解説問16 ウイルスに関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
解答と解説 3)が解答です。 1)ウイルス自身は細菌のように単独では増殖できない。 2)細菌は両方持っているが、ウイルスはDNAあるいはRNAどちらか一方を持っている。 4)生活環境に応じてしばしば変異を起こし、強毒または弱毒となる。 問17 常在細菌叢に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
解答と解説 2)が解答です。 鼻腔のブドウ球菌は主要な感染源の一つです。 問18 予防接種に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
解答と解説 1)が解答です。 予防接種に関する法律は健康増進法ではなく、予防接種法による。 健康増進法は栄養改善や食生活、喫煙などの生活習慣の改善をはかるものです。 問19 次の感染症のうち、患者や病原体保有者によって汚染されたタオルなどへの接触を原因として感染するものはどれか。
解答と解説 3)が解答です。 1)日本脳炎は主にカを媒介として感染。 2)マラリアは主にカを媒介として感染。 4)破傷風は土壌などの破傷風菌によって感染。 問20 B型肝炎に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
解答と解説 3)が解答です。 1)潜伏期間は1~6か月。 2)感染源は、B型肝炎ウイルスのキャリアの血液(体液)であるため、血液が付着しやすいレザーやシザーズは使用する度に適切に消毒する。 4)出産時や乳幼児に感染した場合は、持続性感染者となることがある。 【衛生管理】過去問と解説「衛生管理技術」衛生管理技術は、教科書の約半分を占める範囲の広さがあります。 しかし、具体的なポイントを決めて勉強することができる教科のうえ、出題傾向がはっきりしています。 下のポイントの順番で出題数が変わっています。
これらを中心に勉強を進めて下さい。 過去問第42回「衛生管理技術」問題と解説問21 血液が付着しているはさみに対して美容所で行う消毒法として正しいものは、次のうちどれか。
解答と解説 1)が解答です。 2)、3)は血液の付着した器具に対応していない。 4)は、拭くだけではダメで、水溶液に浸す方法なら対応している。 問22 美容師法施行規則に定める消毒法に関する次の記述のうち、正しいものの組合わせはどれか。 a 紫外線による消毒、熱による煮沸消毒及び蒸気消毒だけでなく、放射線や電子線などによる方法が規定されている。 b 紫外線消毒は血液の付着がない器具の消毒に使用し、1㎠あたり80マイクロワットの紫外線を10分間照射する。 c 煮沸消毒は被消毒物を沸騰後2分間以上煮沸する。 d 蒸気消毒は80℃を超える湿熱に被消毒物を10分間以上触れさせる。
解答と解説 3)が解答です。 a 紫外線、煮沸、蒸気以外は認めていない。 b 85マイクロワットで20分間以上です。 問23 紫外線消毒に関する次の記述のうち、正しいものの組合わせはどれか。 a タオルの消毒に適している。 b 被消毒物の深部や陰の部分も消毒できる。 c 紫外線殺菌灯から照射される紫外線は、粘膜に有害である。 d プラスチックには長時間照射すると劣化するものがある。
解答と解説 3)が解答です。 a タオルは光が当たらない部分が多いので、適していない。 b 光が当たっていない場所は消毒できない。 問24 化学的消毒法の特徴に関する次の記述のうち、正しいものの組合わせはどれか。 a 逆性石けんは、無色無臭で毒性が弱く、ウイルスや結核菌に対して殺菌効果がある。 b 逆性石けんは、普通の石けんと併用すると著しく消毒力が低下する。 c 次亜塩素酸ナトリウムは、殺菌と同時に漂白の作用がある。 d 消毒用エタノールは、芽胞型の菌に対して殺菌効果がある。
解答と解説 2)が解答です。 a 逆性石ケンはウイルスや結核菌に対して効果がない。 d 美容師法に定める消毒方法では芽胞を殺すことはできない。 問25 5%次亜塩素酸ナトリウムを希釈して、0.1%次亜塩素酸ナトリウム水溶液1,000mlを調整する場合の5%次亜塩素酸ナトリウムの量は、次のうちどれか。
解答と解説 4)が解答です。 X×5/100=1000×0.1/100 を計算します。 X=20になります。 過去問第43回「衛生管理技術」問題と解説問21 美容所における消毒に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
解答と解説 4)が解答です。 同等以上の効果があっても、他の消毒方法を用いてはいけない。 問22 美容師法施行規則に定められている消毒法に関する次の記述のうち、正しいものの組合わせはどれか。 a カットに用いた血液が付着していないはさみは、1㎠あたり85マイクロワット以上の紫外線を20分間以上照射する。 b 整髪に用いた血液の付着したくしは、0.1%の逆性石けん水溶液中に浸す。 c 顔そりに用いた血液の付着していないかみそりは、0.01%の次亜塩素酸ナトリウム水溶液中に10分間以上浸す。 d 顔の清拭に用いた血液の付着した蒸しタオルは、沸騰後2分間以上煮沸する。
解答と解説 4)が解答です。 b 逆性石ケンは血液付着した器具に対応していない。 c かみそりは血がついたものとして扱う。0.01%次亜塩素酸ナトリウムは対応していない。 問23 消毒に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
解答と解説 1)が解答です。 7日で取り替えてよいのはエタノールだけです。 その他の消毒薬は毎日取り替えます。 問24 両性界面活性剤に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
解答と解説 2)が解答です。 有機物の影響を受け、殺菌力は弱くなります。 問25 消毒薬の希釈や器具の使い方に関する次の記述のうち、正しいものの組合せはどれか。 a 消毒薬の希釈倍数(倍)は、溶液量を溶質量で割った値である。 b 薬品の臭いを嗅ぐときは、手のひらで容器の口をあおぎ、鼻のほうへ流れてくる気体を嗅ぐ。 c メスシリンダーの読み方は、目を液面の高さに合わせ、真横から液面の高いほうを読む。 d 薬品は、容器のラベルの反対側をもって注ぐ。
解答と解説 1)が解答です。 c 真横から液面の低い方を読みます。 d ラベル側を持ちます。 過去問第44回「衛生管理技術」問題と解説問21 消毒に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
解答と解説 4)が解答です。 1)病原微生物の成分であるタンパク質は、水分の多いほうが低い温度で熱変性を起こしやすいため、湿熱のほうが乾熱より殺菌効果は高い。 2)蒸気消毒は煮沸消毒と比べると、熱の侵入速度が遅いので、時間がかかる。 3)高い温度で行った方が有効です。 問22 美容所で行う血液が付着している器具の消毒に関する次の記述のうち、正しいものの組合せはどれか。 a 1cm2あたり85マイクロワット以上の紫外線を20分間以上照射する。 b 消毒用エタノールを含ませたガーゼで表面を拭く。 c 0.1%以上の次亜塩素酸ナトリウム水溶液に10分間以上浸す。 d 沸騰後2分間以上煮沸する。
解答と解説 3)が解答です。 a 紫外線消毒は血液付着した器具の消毒には適当ではない。 b 消毒薬を含ませたガーゼで拭く方法は血液付着した器具の消毒には適当ではない。(※エタノール水溶液中に浸す方法は適当です。) 問23 化学的消毒法に関する次の記述のうち、正しいものの組合せはどれか。 a 両性界面活性剤は、結核菌に効果がない。
解答と解説 2)が解答です。 a 両性界面活性剤は結核菌に効力がある。 d エタノールは他の消毒薬と混用しても反応しないので、逆性石けんと併用しても効果が低下することはない。 問24 次亜塩素酸ナトリウムに関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
解答と解説 1)が解答です。 普通の石けんと反応しないので、併用することができます。 問25 10%逆性石けん液から0.1%逆性石けん水溶液を調製する方法に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
解答と解説 2)が解答です。 10%逆性石けん液を0.1%逆性石けん水溶液に調整することから、10%は0.1%の何倍であるかを求める。⇒100倍。 したがって、10%水溶液1mlから、0.1%水溶液への調整量は100倍となる。 1ml×100(倍)=100ml 加える水の量は 100ml-1ml=99ml となり、10%逆性石けん液1mlに水99mlを加えればよいことになる。 【美容師国家試験】衛生管理 過去問まとめ公衆・環境衛生は広く浅く、一般常識を学ぶつもりで。 感染症は感染症の種類と分類と法規を絡めた知識。 衛生管理技術はポイントを絞れます。 教科によって出題傾向が変わるので、しっかりポイントを抑えた効率的な勉強をしていきましょう。 そのポイントをおさえた問題集の紹介もしておきます。 リンク (注:時期的に売り切れているかもしれません。) また、過去4回分までを網羅した最新の過去問題集も紹介しておきますね。 リンク 今回の過去問の解説は第42回・第43回・第44回のみですが、今後新制度になってからの過去問が増えていくので、その都度更新していく予定です。 今回は受験しないよっていう人も時々のぞいてみて下さい。 また、全科目をまとめ、勉強法を紹介している記事もあるので、参考にしてください。 【美容師国家試験】筆記で合格点をとる対策美容師国家試験の筆記対策です。合格点を取るにはどう勉強したらいいのか分かるように解説しています。... 教科ごとに見たいという人はこちらから。 【美容師国家試験】関係法規及び運営管理 過去問【美容師国家試験】関係法規及び運営管理の新制度になってからの過去問と、その解説をしています。... 【美容師国家試験】美容保健 過去問新制度になってからの国家試験科目、美容保健の過去問とその解説しています。... 【美容師国家試験】香粧品化学 過去問新制度になってからの香粧品化学の過去問とその解説をしています。... 【美容師国家試験】文化論及び美容技術理論 過去問【美容師国家試験】新制度になってからの文化論及び美容技術理論の過去問の解説をしています。... 今回の記事はこれでおしまいです。 最後まで読んでくれてありがとうございます。 それではまた。 |