長くなりますが、相談させてください。 Show
2013年3月、正社員で前会社へ就職 「自然退職ではダメ」 等のよく分からない説明であやふやにされて威圧的に帰されました 特定理由離職者という言葉を出した途端に、威圧的だった担当者が急に態度が小さくなり、謝り出したのも気になります。ミスでもしたのではないかと勘ぐりたくなりました。 長くなりましたが、どなたか教えていただけると幸いです。
「休職期間満了の際に起こるトラブルとは?」 従業員が病気やけがなどの理由で休職をすることがあると思います。 この「休職」においても、休職中の従業員の休職期間が満了し、従業員を退職扱いあるいは「解雇」する場面で、企業としての対応を誤り、重大な訴訟トラブルをかかえることがあります。 例えば、平成28年8月31日、裁判所は東芝に対して、東芝が休職期間満了により解雇した従業員について、「約5200万円」を支払うことを命じました。(東京高等裁判所平成28年8月31日判決) この判決に限らず、休職期間満了による退職や解雇については、後日、訴訟トラブルに発展し、企業が多額の金銭支払いを命じられるケースがあります。 今回は、実は怖い「休職期間満了時の退職、解雇のトラブル」について、トラブルを防ぐために必ずおさえておくべき4つの注意点をご説明したいと思います。 それでは、以下で詳しく見ていきましょう。 ▶【参考情報】解雇トラブルに関する「咲くやこの花法律事務所の解決実績」は、こちらをご覧ください。 ▼【動画で解説】西川弁護士が「休職期間満了で休職者を退職扱いとする場合の注意点」を詳しく解説中! ▼従業員の休職における対応やトラブルについて今スグ相談したい方は、以下よりお気軽にお問い合わせ下さい。 【お問い合わせについて】 ※個人の方からの問い合わせは受付しておりませんので、ご了承下さい。 今回の記事で書かれている要点(目次)
1,休職期間満了による退職や解雇とは?休職期間満了による退職あるいは解雇について必ずおさえておくべき注意点についてご説明する前に、まずは、「休職期間満了による退職あるいは解雇」についての基本的な内容を確認しておきましょう。 (1)休職期間満了による退職あるいは解雇とは?休職期間満了による退職あるいは解雇とは、休職中の従業員との雇用関係を休職期間満了を理由に終了させることを指します。 多くの会社の就業規則で、例えば病気やけがによる就労不能の場合、一定期間の休職制度が設けられています。そして、休職期間満了までに復職できない場合は、雇用関係を終了することが就業規則に書かれていることがほとんどです。 具体的な就業規則のパターンとしては以下の2つのパターンがあります。
これらの就業規則の規定により、休職中の従業員との雇用関係を休職期間満了を理由に終了させるのが、「休職期間満了による退職あるいは解雇」です。 そして、「休職期間満了による退職あるいは解雇」について、最も重大なトラブルは、退職あるいは解雇について従業員が不当解雇であると主張し、訴訟に発展するトラブルです。 冒頭でご説明した、東芝の事件でも、休職期間満了による解雇が不当解雇であると判断されて、東芝が多額の金銭支払いを命じられました。 東芝の事例に代表されるような不当解雇トラブルのリスクは、先にご説明した「就業規則の規定の仕方の2つのパターン」でご説明したいずれのパターンでも発生します。 2つのパターンのうち、パターン1の「退職扱いとする」という規定の仕方は、そもそも「解雇」としないことにより、不当解雇と判断されるリスクを回避しようとしている側面がありますが、実際には、パターン1の定め方であっても、不当解雇であると判断されて企業が多額の金銭支払いを命じられる判決も出ています。 トラブルのリスクについては、パターン1の定め方であっても、パターン2の定め方であっても変わらないことをおさえておく必要があります。 以下では、これらの点をおさえたうえで、休職期間満了による退職あるいは解雇のトラブルを防ぐために必ずおさえておくべき注意点について、ご説明していきたいと思います。 ▶参考情報:不当解雇トラブルを防ぐための「解雇方法について」 不当解雇トラブルが発生してしまうのは、解雇方法についての正しい知識を持たないことで発生しているケースがほとんどです。そのため、ここでは参考として、以下の「解雇方法について」の内容も関連情報としてチェックしておきましょう。 ・問題社員の円満な解雇方法を弁護士が解説【正社員、パート社員版】 2,休職期間満了による退職や解雇について絶対におさえておくべき4つの注意点休職期間満了による退職あるいは解雇についての注意点のまとめとして、以下の4つをおさえておきましょう。 【重要】休職期間満了による退職や解雇について絶対におさえておくべき4つの注意点注意点1: 注意点2: 注意点3: 注意点4: 以下で順番に見ていきたいと思います。 注意点1: 不当解雇トラブルを防ぐための注意点休職期間満了による退職あるいは解雇について必ずおさえておくべき4つの注意点のうち、1つ目の注意点として、「休職期間満了時の不当解雇トラブルを防ぐための注意点」を見ていきましょう。 前述のとおり、「休職期間満了による退職あるいは解雇」について、最も重大なトラブルは、休職期間満了により退職扱いあるいは解雇された従業員が「不当解雇」であると主張し、会社との訴訟に発展するトラブルです。 休職期間満了時の不当解雇トラブルを防ぐためにおさえておいていただきたいことは、以下の3点です。 ポイント1: ポイント2: ポイント3: 以下で上記の3つのポイントについて順番にご説明していきたいと思います。 ポイント1: |