モバイルデータ通信とは?iPhoneとAndeoidでオフにする方法は?などの疑問に全て回答しています。スマホのモバイルデータ通信をOFFにした際のメリットやデメリットも書いているので、正しい知識でコツコツ節約をしていきましょう。
今では、スマホを使っていない人の方が少ないといっても過言ではない時代となっています。
さまざまな機能を有しているなかでも、スマホの基本的な知識として挙げられるのが「モバイルデータ通信」についてです。
そこで今回は、モバイルデータ通信とはどういったものかを説明し、オフにするとどうなるか、オフにするメリットなどを紹介していきます。
また、iPhoneとAndroidのモバイルデータ通信をOFFにする方法も解説していきますので、ぜひ参考にしてください。
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画像引用元:iPhone や iPad でモバイルデータ通信の利用状況を確認する – Apple サポート
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目次
- 1 モバイルデータ通信とは
- 1.1 モバイルデータ通信の通信量
- 1.2 音声通話はモバイルデータ通信は使わない
- 2 モバイルデータ通信とWi-Fiの違い
- 2.1 そもそもWi-Fiとは
- 2.2 Wi-Fiには通信量の制限がない
- 2.3 Wi-Fiは自動切換えができる
- 3 モバイルデータ通信をオフにするとどうなるのか
- 4 モバイルデータ通信をオフにするメリットとは
- 4.1 データ通信量を節約できる
- 4.2 バッテリーの節約に繋がる
- 5 モバイルデータ通信を利用する際の注意点
- 6 iPhoneとAndroidのモバイルデータ通信をOFFにする方法
- 6.1 iPhoneの場合
- 6.2 Androidの場合
- 7 モバイルデータ通信のOFFは簡単!節約にもなる!
モバイルデータ通信とは
画像引用元:SoftBank 5G | スマートフォン・携帯電話 | ソフトバンク
モバイルデータ通信とは、スマホなどを提供している携帯電話会社が提供する回線にて、インターネット通信を行うことです。
ガラケーではパケット通信と呼ばれていましたが、モバイルデータ通信とは同じことを意味しています。
また、スマホをネットに接続する際、多くの人が利用している手段がWi-Fiです。
つまり、スマホではモバイルデータ通信、もしくはWi-Fiに繋がっていることでインターネットが利用できます。
モバイルデータ通信の通信量
モバイルデータ通信は一定の容量ごとに区切られ、通信する度に通信量として加算されていきます。
各社モバイルデータの通信量には使用量の制限を設けているので、制限の範囲以内に収まっている場合は特に不便はありません。
しかし上限を超えてしまうと通信速度に制限をかけられたり、契約しているプランによっては請求額に超過分をプラスして請求されることがあります。
音声通話はモバイルデータ通信は使わない
スマホではインターネットの閲覧やアプリの利用以外に、もちろん携帯電話の役割のメインである音声通話があります。
音声通話はモバイルデータ通信と異なる周波数帯でやりとりしているため、モバイルデータ通信量を利用しません。
周波数帯とは
電波の道路のようなものです。周波数帯によって通れる電波の種類や特性が異なります。
モバイルデータ通信とWi-Fiの違い
モバイルデータ通信とWi-Fiの違いがイマイチわからない、どちらも同じデータ通信なのに何が異なるのかWi-Fiについても解説します。
そもそもWi-Fiとは
Wi-Fiはスマホなどのデバイス同士を無線で接続する技術のことを言います。
もちろんスマホ以外に、パソコン、プリンター、タブレットなど様々な対応機器を接続することが可能です。
携帯電話会社が設置した基地局からの電波ではなく、自宅や職場などに引き込んだ固定回線をWi-Fiルーターを介して無線で相互接続を行います。
外に持ち歩ける”モバイルWi-Fiルーター”と呼ばれるものは、モバイルデータ通信をまずモバイルWi-Fiルーターと繋ぎます。
モバイルwifiルーターとスマホやパソコンなどのデバイス間では無線で接続します。
Wi-Fiには通信量の制限がない
通常Wi-Fiは建物内に引き込んだ固定回線を無線化しています。
そのため大元の固定回線のサービスはデータ通信容量に制限を設けていないところがほとんどなので、使い過ぎを心配することがありません。
しかし、モバイルWi-Fiルーターに関しては、モバイルデータ通信を利用しているため通信容量に制限があります。
Wi-Fiは自動切換えができる
基本的にスマホのWi-Fi設定をオンにしておけば、スマホはモバイルデータ通信よりもWi-Fiを優先的に接続します。
そのため、自宅内やよく行くカフェのWi-Fiを予めスマホに接続先として設定しておくことで、外ではモバイルデータ通信を、自宅やカフェではWi-Fiで接続するよう自動的に切り替わります。
モバイルデータ通信まとめ
- 携帯電話会社が提供する回線で行うインターネット通信で、外出先でも圏外でない限りどこでも通信できる
- 昔は「パケット通信」と呼ばれていた
- モバイルデータ通信は一定の容量ごとに区切られ、通信する度に通信量として加算される
- スマホはモバイルデータ通信よりもWi-Fiを優先的に接続する
モバイルデータ通信をオフにするとどうなるのか
画像引用元:事業を支える先端技術 | 成長戦略 Beyond Carrier | 企業・IR | ソフトバンク
モバイルデータ通信をオフにするとどうなるのでしょうか。
上記にある通り、モバイルデータ通信は携帯電話会社が提供する回線にてインターネットを利用することです。
つまり、モバイルデータ通信をオフにすると携帯電話会社の回線でインターネットが利用できません。
そのため、モバイルデータ通信をオフにすると、Wi-Fi環境下でなければインターネットに繋がらないのです。
さらに、インターネットを介して行うアプリに関しても利用できなくなります。
今ではインターネットに接続したうえで楽しむアプリが多くありますので、機能しなくなることを理解しておきましょう。
また、モバイルデータ通信をオフにするとキャリアのメールアドレスでの受信ができません。
これは、ドコモ・au・ソフトバンクの大手携帯キャリアに共通しているためご注意ください。
故に、Gmailなどのインターネットメールも送受信ができません。
ただし、モバイルデータ通信をオフにしても音声通話やSMSについては問題なく行えます。
モバイルデータ通信をオフにするメリットとは
画像引用元:「ただのオヤジと思われたくない」 5Gサービスの未来と挑戦の軌跡を無線設計のシニアネットワークディレクターが語る – ITをもっと身近に。ソフトバンクニュース
モバイルデータ通信をオフにするメリットを見ていきましょう。
モバイルデータ通信をオフにするメリット
- データ通信量が節約できる
- バッテリーの節約に繋がる
データ通信量を節約できる
モバイルデータ通信をオフにするメリットとして、まず挙げられるのがデータ通信量を節約できることです。
Wi-Fi環境下ではいくらネットに繋いでも動画を視聴しても通信量に影響はありません。
しかし、Wi-Fi環境下ではない場合、モバイルデータ通信で操作をしていると通信量に負荷を与えます。
その結果、契約しているプランの使用できる通信容量を超えてしまい、速度制限がかかるのです。
そのため、モバイルデータ通信をオフにすることで携帯電話会社が提供する回線を使わないため、データの無駄使いを防止できます。
上述した通り、モバイルデータ通信をオフにしていても音声通話やSMSは機能していますので、連絡への対応は可能です。
バッテリーの節約に繋がる
モバイルデータ通信をオフにすることで、データ容量だけでなくバッテリーの節約にも繋がります。
電波が悪い所に行った際、知らない間に充電が大幅に減っていたという経験をしたことがある人は多いのではないでしょうか。
その原因は、モバイルデータ通信をオンにしていることにあります。
例えば山や地下など電波の悪い場所にいる場合、モバイルデータ通信をオンにしていると電波を拾うためにスマホは検索をし続けます。
この電波を探す作業はバッテリーの消費に繋がる大きな原因です。
そのため、電波が悪い場所や環境にいるときは、一時的にモバイルデータ通信をオフにしておくことで無駄なエネルギー消費を防げるわけです。
モバイルデータ通信を利用する際の注意点
画像引用元:SoftBank 5G | スマートフォン・携帯電話 | ソフトバンク
モバイルデータ通信を利用する際の注意点として、海外での使用が挙げられます。
海外では日本で使っているスマホは通信できませんが、4G(LTE)などの電波による通信技術は同じです。
そのため、最近のスマホは海外でも現地のモバイルデータ通信を利用できることが多くなっています。
しかし、海外でモバイルデータ通信を行う際は別途定額サービスなどのプランを契約しておく必要があります。
契約もせずそのまま使っていると、多額の通信料を請求されてしまうのです。
場合によっては通信料金が数十万円に達することも決して珍しくないので、十分な注意が必要です。
海外でインターネットを使用するためのプランが各キャリアにて用意されていますので、事前にご確認ください。
また、海外に行く際は日本国内にいる間にモバイルデータ通信はオフにしておき、現地のWi-Fiを利用しましょう。
また、飛行機のなかでは機内モードをオンにしましょう。
機内モードをオンにすることで、スマホの通話や通信機能を使えないよう制限できます。
つまり、インターネットに接続しての通信ができなくなりますので、無駄にデータ容量を消費することがありません。
ただし、緊急連絡(110番や消防への連絡)のみは機内モードをオンにしていても使用できますので、通話を行えますので安心してください。
iPhoneとAndroidのモバイルデータ通信をOFFにする方法
画像引用元:iPhone 11 Pro – Apple(日本)
iPhoneとAndroidスマホのモバイルデータ通信をOFFにする方法について、それぞれ順に見ていきましょう。
iPhoneの場合
iPhoneのモバイルデータ通信をオフにするには、下記の流れで行ってください。
- ホーム画面から設定を選択
- モバイルデータ通信を選択
- モバイルデータ通信をオフにする
iPhoneでの設定はたったこれだけと非常に簡単です。
また、設定から行う以外にもコントロールセンターを表示すると、モバイルデータのアイコンがあります。
アイコンをタップすると色が消えますので、それでモバイルデータ通信のオフが完了です。
モバイルデータ通信がオフにできない場合
もしモバイルデータ通信がオフにできなかった場合は、下記方法で「機能制限」を確認してみてください。
- iPhoneの「設定」から「一般」を選択
- 「機能制限」を選択し「パスコード」を入力
- 「変更の許可内のモバイル通信」を選択
- 「変更を許可」にチェック
モバイルデータ通信がオフにできない場合は、機能制限がかかっている場合があるのでぜひ確認してみましょう。
もしこの方法でも解決しない場合は基本的な対処法になりますが、iPhone本体を再起動したり、iPhoneのiOSが古いバージョンであれば最新のiOSにアップデートするのも一つの手です。
また、複数アプリを立ち上げ過ぎていることで、何らかの影響が働いている可能性も無きにしも非ずです。
キャッシュを削除したり、不要なアプリはこの際アンインストールしておきましょう。
Androidの場合
一方で、Androidの場合は下記の流れでモバイルデータ通信のオフを行ってください。
- 設定を開く
- 無線とネットワークのデータ使用量を選択する
- モバイルネットワークを選択する
- モバイルネットワーク設定でオフにする
Androidの場合も、iPhoneと同様に方法は非常に簡単です。
モバイルデータ通信のOFFは簡単!節約にもなる!
モバイルデータ通信は、携帯電話会社が提供する回線を使いインターネットに接続することです。
モバイルデータ通信をオフにすると、Wi-Fi環境下でない場合はインターネットに接続ができませんのでご注意ください。
また、モバイルデータ通信をオフにすることで、データ容量の消費を防ぐ、バッテリーが節約できるといったメリットがあります。
そして、海外ではモバイルデータ通信をオンにしたままだと、多額のデータ通信料を請求される可能性があります。
そのため、渡航先ではWi-Fiを利用することを心掛け、モバイルデータ通信はオフにしておきましょう。
また、iPhoneとAndroidのOFFにする方法は簡単なので、誰でもすぐに行えます。
モバイルデータ通信のオンとオフを活用することで、通信制限を回避できますので理解しておいてください。