「iPhoneのロックが解除できない…」「スマホやパソコンのパスワードを忘れてしまった」
このような場合、初期化せずにデータを残したままパスワードを解除したいですよね。しかし、基本的にはPCよりもスマホ(iPhone・Android)の方がロック解除の難易度が高く、一定回数パスワードを間違えると自動的に初期化されてしまうこともあります。
そこで、この記事ではパスワードロックの仕組みから注意点、データを残したままパスワードを解除する方法についてご紹介します。
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この記事の目次
- 1 パスワードの種類・仕組み
- 2 パスワードが分からないパソコンのロックを強制解除する5つの方法
- 3 スマホやパソコンでパスワード解除・解析する際の注意点
- 4 【方法1】パスワードを予測して入力する方法
- 5 【方法2】Windowsパソコンのパスワードを変更・リセットする方法
- 6 【方法3】 Macのパスワードを変更・リセットする方法
- 7 【方法4】解析ソフトでパスワードを解除する方法
- 8 【方法5】パスワード解除の専門業者に依頼する方法
- 9 おすすめパスワード解除・解析業者
- 10 スマホのパスワードを解除する方法(iPhone/Android)
- 11 パスワードを忘れないようにする対策
- 12 まとめ
パスワードの種類・仕組み
パスワードやロックの種類は非常に多彩です。基本的には英字・数字・記号を組み合わせたものが多いですが、中には顔や指紋など、本人固有の情報をロックキーとして採用しているものもあります。
パスワードやロックの代表的な種類は以下の通りです。
- パターン
- PIN(暗証番号/パスコード)
- パスワード
- パスフレーズ
- 顔認証・指紋認証
- 物理セキュリティキー
- 二段階認証
パターン
iPhone・Androidスマホのロック解除方法として使われます。画面上の点をなぞる順番を決めておき、そのパターンで解除します。パターン数が少ない上に、見るとすぐ覚えられるので、比較的簡単に解除することができます。
PIN(暗証番号/パスコード)
数字のみのパスワードは「PIN」(暗証番号)と呼ばれています。
Microsoftアカウントのサインイン方法にもPINが用いられているほか、iPhoneのロック解除には必ず「パスコード」と呼ばれるPINが使われています。
パスワード
パスワードは、英数字を織り交ぜて設定します。
パソコンの画面ロック解除方法として最も一般的な種類であるだけでなく、ネットサービスのログイン情報など広く採用されています。
パスフレーズ
パスフレーズとは、複数の単語の組み合わせた長い文字列(概ね10文字から数十文字以上)で構成されているパスワードを指します。
パスフレーズは「総当たり攻撃」(可能な数列の組み合わせを全て入力していく不正アクセスの手口)の対策において非常に有効ですが、設定する文字列が長いため、PINと比べると利便性が低下する場合があります。
顔認証・指紋認証
顔認証・指紋認証は非言語型のパスロック解除方式です。
iPhoneやAndroidなど最近のスマホでは、セキュリティ品質の高い顔認証を採用しているものもあります。パスワードやパスコードとは違い、顔認証は他の人が開くことができないため、最近では多くの人が使用しています。
たとえばiPhoneの指紋センサー「Touch ID」ではユーザーが指紋を登録しておくことで、ワンタッチでロック解除が行えます。こちらも顔認証と同じく、基本的に本人でないと解除が難しいため、他のものと比べてセキュリティレベルが高いといえます。
物理セキュリティキー
物理セキュリティキーはログインの際にデバイスに差し込むことで物理的なキーとして利用できるものです。
ただし、キーさえ手に入れてしまえば誰でも解除できてしまうので、盗難や紛失など物理的側面でのリスクが伴います。物理セキュリティキーは管理・保管を徹底する必要があります。
二段階認証
二段階認証とは、パスワード等によるログインに加え、SMSで使い捨てコード(ワンタイムパスワード)を受け取り、それを端末のログイン画面に入力する方式です。
これはネットバンキングなど主に秘匿性の高いWEBサービスで利用され、1回の認証のみの場合に比べてセキュリティレベルが高くなることから、利便性には劣りますが、近年急速に普及しています。
よりセキュリティの高いパスコードとは
パスコードは、誕生日や自分の名前など、推測しやすい文字列をパスコード・パスワードに設定した場合、すぐに破られてしまう可能性があります。
推測されにくくするには、文字列を増やす、英字の大文字・小文字を織り交ぜる、二段階認証を取り入れるなどの方法があります。しかし、パスコードが複雑であればあるほど、万が一忘れてしまった際にセキュリティ対策をきちんとした上で、安全にスマホやPCを利用しましょう。
- 【方法1】パスワードを予測して入力する方法
- 【方法2】Windowsパソコンのパスワードを変更・リセットする方法
- 【方法3】Macのパスワードを変更・リセットする方法
- 【方法4】解析ソフトでパスワードを解除する方法
- 【方法5】パスワード解除の専門業者に依頼する方法
スマホやパソコンでパスワード解除・解析する際の注意点
対処方法を紹介する前に、スマートフォンやパソコンでパスワードを解除する際の注意点を3つ紹介します。
- 初期化してしまうとデータが消えてしまう
- バックアップを取っておくことが大切
- 紹介する対処法で解決しない場合は専門業者へ依頼
初期化してしまうとデータが消えてしまう
パスワードやロック画面を強制的に解除する方法として「端末を初期化する」という方法があります。
初期化することで、パスワードやロック画面は解除でき、それ以外の不具合も解消する場合があります。しかし、初期化すると工場出荷状態にまで戻ってしまうため、同時に、撮影した写真やダウンロードしたアプリ、登録した連絡先など、ありとあらゆるデータは全て消去されてしまいます。
端末内のデータを保ったまま機器を使用したい場合は、パスワード解除の業者に対応を依頼しましょう。
バックアップを取っておくことが大切
スマートフォンやパソコンに保存されているデータは日頃からバックアップを取るようにしておきましょう。
たとえばiPhoneでは、iCloudやiTuneにデータのバックアップを取ることができるほか、AndroidではGoogleアカウントにバックアップを取ることができます。パソコンでもクラウドサービスにバックアップを取っておけば、万が一、初期化が必要になってもインターネット経由で必要なデータを復旧できるので安心です。
なお、数TBの大容量データを記録するには、HDD(ハードディスク)がよく使われていますが、HDD内のデータは機器の不具合で消失することがあるため、バックアップは複数のメディアにとっておきましょう。
紹介する対処法で解決しない場合は専門業者へ依頼
以下で紹介する対処方法でもパスワードが解除できない場合は、パスワード解除を専門とする業者に対応を依頼しましょう。
なお、入力上限回数が定められている機器に対してパスワードを不用意に入力すると、パスワードの入力ができなくなったり、iPhoneでは盗難対策として連続で入力ミスするとデータが強制削除される設定になっていることがあります。個人でのパスワード解除はあくまで自己責任で行いましょう。
専門業者へ依頼する場合、費用こそかかますが、自分で解決を試みるよりも安全かつ高確率でパスワードを解除することが可能です。
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【方法1】パスワードを予測して入力する方法
故人のパソコンのパスワードを解除したい場合などは、生年月日や他のサービスに使用していたパスワードなどからパスワードを予測して入力するという方法があります。
ただし、入力回数制限がある場合は連続で間違えるとロックがかかってしまう可能性があります。入力回数の制限は3回~10回が多いですが、一度ロックがかかってしまうと解除が非常に難しくなるため、むやみやたらに入力しないようにしましょう。
パスワードに確信があり、3回以内で解除できるという場合は試してみる価値があると思われます。
【方法2】Windowsパソコンのパスワードを変更・リセットする方法
Windowsへのサインインには、アカウントを選択してパスワードを入力する方法が一般的です。
Windows 10のアカウントには、「Microsoft アカウント」と「ローカルアカウント」の2種類があり、サインインに使うアカウントの種類を選択できます。
まずは、この2種類のアカウントを確認する方法から説明します。
Microsoftアカウント・ローカルアカウントの確認
Microsoftアカウントとは使用しているメールアドレスをIDとしてサインインするアカウントです。1つのアカウントで複数のWindows 10のパソコンにサインインでき、デスクトップの壁紙やブラウザのブックマークを同期させることも可能です。
一方、ローカルアカウントとはパソコン固有のアカウントのため、Microsoft アカウントのように複数のパソコンで共有することはできません。
以下に自分が使っているアカウントの種類がどちらかを調べる方法を紹介します。
すでにサインインしている状態では、Windowsの設定画面からアカウントの種類が確認できます。「設定」から「アカウント」をクリックして、ユーザーの情報を確認します。
画像のように、ユーザー名の下にメールアドレスが表示されている場合は、Microsoft アカウントです。一方、ローカルアカウントの場合は、ユーザー名の下に「ローカルアカウント」と表示されます。
Microsoft アカウントとローカルアカウントの識別方法は以上です。
それでは、各種類のアカウントでパスワードを解除する方法をご説明します。
Microsoftアカウントのパスワード解除
Microsoftアカウントを使ってWindows 10にサインインする方法として、PIN(暗証番号)を入力する方法と、パスワードを入力する方法のどちらかを使うケースが大半です。
PINを忘れてもパスワードを覚えていればサインインできますが、パスワードを忘れてしまった場合は、現在設定されているパスワードを解除して、新しいパスワードを再設定しなくてはなりません。
パスワードを解除するためには「パスワードを忘れた場合」のメニューをクリックします。画面が切り替わり、再度パスワードを入力する画面が表示されます。ここで再度、「パスワードを忘れた場合」のメニューをクリックします。
本人確認の画面が表示されます。
Microsoft アカウントに設定しているメールアドレスにセキュリティコードを送信します。表示されているメールアドレスが正しいものであるか確認して「コードの取得」ボタンをクリックします。
Microsoft アカウントのメールアドレスにセキュリティコードが届きます。届いたセキュリティコードを確認して、セキュリティコードを「コードの入力」テキストボックスに入力して、「次へ」ボタンをクリックします。
セキュリティコードが正しければ、パスワードのリセット画面が表示されます。新しいパスワードを2回入力して「次へ」ボタンをクリックします。
パスワードの変更が完了です。引き続き「サインイン」ボタンをクリックします。
パスワードの入力画面が表示されるので、先ほど設定したパスワードを入力して「サインイン」ボタンをクリックします。
ご本人確認のお願い画面が表示されます。灰色の箇所をクリックすると、表示されているメールアドレスに再度セキュリティコードが送信されます。
コードの入力画面が表示されます。メールアドレスに届いたセキュリティコードを入力して「確認」ボタンをクリックします。これでMicrosoft アカウントのパスワードの再設定は以上です。
ローカルアカウントのパスワード解除
ローカルアカウントのパスワードを解除するためには、予めパスワードを解除するための「3つの質問と答え」を設定しておかなければなりません。まずはその方法から紹介します。
Windowsの「設定」から「アカウント」をクリックし「サインインオプション」画面を開きます。
「セキュリティの質問を更新する」メニューをクリックします。
パスワードを入力して「OK」ボタンをクリックします。
「セキュリティの質問を更新する」画面で3つの質問を選択して、それぞれの解答を入力します。すべて設定ができたら「完了」ボタンをクリックします。これでセキュリティの質問の設定は完了です。
ここまで設定できていると、サインイン画面でローカルアカウントのパスワードを解除しようとする場合、設定した3つの質問が表示され、それに対する3つの解答を入力するテキストボックスが表示されます。
3つの解答に正しい答えが入力されると、パスワードの再設定画面が表示されます。
これでローカルアカウントの新しいパスワードを再設定できます。
【方法3】 Macのパスワードを変更・リセットする方法
引き続きパソコン(Mac)のパスワードを解除する方法を紹介します。
- 管理者アカウントから変更する
- Apple IDで解除する
- 復旧キーを使用して解除する
- リカバリーモードからターミナルを使用して解除する
管理者アカウントから変更する
まずはMacの管理者アカウントから変更する方法です。これはサインインできないアカウントの他に、管理者のアカウントがあり、そちらではサインイン出来るときのパスワード変更方法です。
まず管理者のアカウントでMacにサインインします。
「システム環境設定」から「ユーザとグループ」をクリックします。
「変更するにはカギをクリックします」の鍵アイコンをクリックして、管理者アカウントのパスワードを入力して、「ロックを解除」ボタンをクリックします。これでその他のユーザのパスワードを変更できるようになります。
パスワードを変更したいユーザを選択して「パスワードリセット」ボタンをクリックします。
新しいパスワードを入力して「パスワードを変更」ボタンをクリックします。
これで管理者アカウントによるパスワード変更作業は完了です。
Apple IDで解除する
引き続きApple IDを使ってパスワードを解除する方法を紹介します。これはパスワードを解除したいMacのアカウントに対して、Apple IDでパスワードを解除する設定が有効になっている場合に使用できる方法です。
Macのサインイン画面でパスワード入力を連続で間違えると「Apple IDを使ってリセットできます」というメニューが表示されます。メニューの右端にある矢印アイコンをクリックします。
パスワードをリセット画面が表示されます。「Apple ID」と「パスワード」を入力して「パスワードをリセット」ボタンをクリックします。
「このユーザアカウントのパスワードを変更すると、~~」の確認画面が表示されるので、そのままOKボタンをクリックします。
新しいパスワードを入力して、「パスワードをリセット」ボタンをクリックします。これでApple IDによるパスワードの解除が完了です。
復旧キーを使用して解除する
FileVaultが有効で、FileVaultの復旧キーが設定されている時は、そのキーを使ってパスワードの解除ができます。
FileVaultが有効の状態で、サインイン画面でパスワードの入力に連続して失敗すると、「復旧キーを使ってパスワードをリセット」メニューが表示されます。メニューをクリックすると、復旧キー入力画面に切り替わるので、復旧キーを入力します。
入力された復旧キーが正しければ、新しいパスワードを設定する画面が表示されるので、パスワードを入力して「パスワードリセット」ボタンをクリックします。これで復旧キーを使用したパスワードの解除は完了です。
リカバリーモードからターミナルを使用して解除する
最後はリカバリーモードからターミナルを使用してパスワードを解除する方法です。まずMacの電源を落とし、「Command + R」を同時に押しながら、電源を入れます。そうするとユーティリティ画面が表示されます。
「ユーティリティ」メニューから「ターミナル」をクリックします。
ターミナルが起動するので、「resetpasssword」とコマンドを入力してReturnキーを押します。
パスワードをリセットするユーザを選択します。
その後、新しいパスワードを設定する画面が表示されるので、新しいパスワードを入力して、「次へ」ボタンをクリックします。これでターミナルを使用してパスワードを解除する方法は以上です。
【方法4】解析ソフトでパスワードを解除する方法
市販の解析ソフトを利用してパスワードを解除するという方法もあります。解析ソフトの種類はそう多くはありませんが、うまくいけばパスワードをリセットしたり削除したりできます。
ただ、日本語対応のソフトは数少なく、操作が分かりづらいものもあります。また、海外のフリーソフトなどは信頼性もあまり高いとは言えないため、あまりおすすめはできません。
- パスワード解除に失敗しても最悪初期化できる場合
- データを保存していないパソコンで、安全なデータ取り出しが必要ない場合
上記のようなケースであれば、自己責任ではありますが解析ソフトを試してみてもよいのではないでしょうか。
【方法5】パスワード解除の専門業者に依頼する方法
最も安全にパスワードを解除できる可能性が高いのが、パスワード解除に対応できる専門業者に相談することです。専門業者であれば、個人で市販の解析ソフトを使うよりもはるかに高い確率でパスワードを解除できます。
以下のようなパターンであれば、専門業者に相談するのがおすすめです。
- 故人が使用していたパソコンのパスワードを解除したい
- 昔のパソコンに保存していたデータを何としても取り出したい
- 初期化せず(データを残したまま)パスワードを強制解除したい
また、データ復旧に強い業者であれば、もしパスワードが解除できない場合は直接データを取り出してもらうという選択肢もあります。
無料で相談と見積もりに対応してくれる業者もあるので、まずは業者に相談してみるとよいでしょう。
おすすめパスワード解除・解析業者
技術力のあるパスワード業者の選定といっても、数ある業者の中から信頼できる業者を判断するのは素人には難しい話です。
そこで、実績や技術力などの側面から最もおすすめできるパスワード解除業者を以下にご紹介します。
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スマホのパスワードを解除する方法(iPhone/Android)
スマートフォンのロック画面のパスワードを解除する方法を紹介します。
スマートフォンは広く日常的に使用されている機器のため、セキュリティ強化が進んでおり、PCと比べてもパスワード解除の難易度も高いとされています。そのため復旧ソフトを使用したり、PINコードやGoogleアカウントを利用しても、うまくパスワードの解除ができないときは、一旦スマートフォンを初期化し、セットアップし直すしかありません。
初期化を行うとすべてのデータが消えてしまいますが、日頃からスマホのデータをバックアップしていれば、初期化した後でもバックアップからデータを復旧することが可能です。
iPhoneのパスワードを解除する方法
iPhoneでは指紋認証や顔認証が主流になっていますが、再起動時や顔認証を複数回連続で失敗した時などにパスコードが必要になります。
このパスワードを忘れてしまった場合、ロック解除するには大きく分けて2つの方法があります。どちらも一度初期化した後にバックアップデータから復元する対処法です。そもそも事前にバックアップをとっていなければ、初期化した時点でデータが全て消えてしまうため注意しましょう。
また、iPhoneはセキュリティが厳しく、11回連続で失敗するとiPhone単体のロック解除ができなくなります。さらに、設定によっては10回連続で失敗すると勝手に初期化されてしまう場合もあります。
もしデータが必要な場合は、パスワード解除の専門業者に相談することも考えましょう。
iTunesから初期化
もし事前にiTunesにバックアップを取っていた場合は、パソコンからiTunesを利用して初期化・復元することができます。
- iPhoneをiTunesが入っているパソコンに接続する
- iTunesを起動し、「バックアップ」>「今すぐバックアップ」をクリックする
- 「iPhoneを復元」をクリックする
- 初回設定で「Appとデータ」>「iTunesバックアップから復元」を選択する
- 初回設定完了後、新しいパスコードを設定する
iCloudで初期化
「iPhoneを探す」の設定がオンになっていれば、iCloudから初期化・データを復元することも可能です。こちらは、基本的にiCloud上にアップしていたデータのみ復元できるため、iCloudの容量がいっぱいでアップロードが止まっていた場合など、必ずしも全てのデータを復元できるとは限りません。
- パソコンでiCloud.comにアクセスする
- 普段使っているApple IDでサインインする
- 「すべてのデバイス」から初期化したいiPhoneを選択→「iPhoneの消去」で初期化する
- 初回設定でバックアップから復元する
- 初回設定完了後、新しいパスコードを設定する
Androidのパスワードを解除する方法
Android端末の場合、使用している種類・メーカーによって初期化の方法は異なりますが、Googleアカウントから遠隔操作して初期化する方法などもあります。
Androidの場合も、事前に自動バックアップ機能の設定をしていれば、初期化後にバックアップデータから復元することでデータを取り戻すことが可能です。
Androidデバイスマネージャーで初期化する
Googleのデバイスマネージャーを利用して、パソコンや他のスマホからデータを消去することでパスコードを再設定する方法です。ただし、この方法は以下の3点を満たしている場合のみ有効です。
- 電源が入っている
- インターネットに接続している
- Googleの「端末を探す」設定が有効になっている
初期化の手順は以下の通りです。
- パソコン・スマホ等の別の端末からGoogleアカウントにログインする
- 「端末を探す」>「端末データを消去」を選択し、初期化する
- ロック解除したいスマホの初期設定を行い、パスワードを再設定する
リカバリーモードで初期化する
Androidではボタン操作で初期化を行う機能がついていることがあります。ただし、具体的な手順はメーカーや機種によって方法は異なるため、それぞれのメーカーのサイトなどから手順を確認しましょう。
初期化した端末のバックアップを事前に取っていた場合は、そのデータを復元することができます。しかし、あくまでも手動でバックアップした時点に戻るだけなので、普段からこまめにバックアップをとっておくようにしましょう。
データが必要な場合は専門業者へ依頼しよう
初期化するとパスワードは解除できますが、端末内のデータは全て削除されてしまいます。
バックアップを取っておらず、重要なデータが保存されている場合は、専門業者へ依頼しましょう。
なお、iPhoneでは11回連続でパスコードの入力に失敗してしまうと、iPhone単体ではロック解除ができなくなります。
個人で対応できないと判断したパスワード解除は、むやみに操作を行わず、専門業者に対応を依頼しましょう。技術力の高い業者では専門のエンジニアが最先端の技術を駆使し、安全にパスワード解除を行うことが出来ます。
バックアップを取っていない、バックアップの場所が分からない、初期化せずにパスワードを解除したいという方は、パスワード解除に対応している専門業者に相談することも可能です。
警察への捜査協力の実績があるほど調査力が高く、セキュリティ対策なども徹底しているパスワード解除業者をご紹介します。
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パスワードを忘れないようにする対策
もし万が一パスワードを忘れてしまった、何らかの理由でロック解除したいスマホがある…等の場合にも困らないよう、パスワードを思い出せるようにしておくと良いです。
- 手帳など別の場所にパスワードをメモしておく
- パスワードマネージャー(ID・パスワードの管理ツール)を利用する
- 自分だけが分かるパスワードのヒントをメモしておく
情報が詰まった端末のパスワードが分からないと最悪データを全て消してしまう
まとめ
今回はスマートフォンやパソコンのパスワードを解除する方法を紹介しました。もし万が一パスワードを忘れてしまった、何らかの理由でロック解除したいスマホがある…等の場合は、慌てず落ち着いてこの記事でご紹介したような方法を試してみてください。
今回紹介した方法の具体的な手順までは覚えなくても、パスワードは解除できるということを知っていれば、いざという時でも、慌てずに対応できるはずです。もし、個人で対応できない場合は、むやみに操作を加えず、専門業者に対応を依頼することも視野に入れておきましょう。