「伺います」という表現を使いながら3つの考えを表現できる、ということをご存知だったでしょうか。ぜひ、この記事から「伺います」のビジネスの場面でも役立つ正確な使い方を学ぶことにしましょう。すぐに役立つ表現を見つけることができるはずです。 Show
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「伺わせていただきます」は間違いか「伺わせていただきます」という言葉を使ったことがありますか。「伺わせていただきます」という敬語表現は、間違いなのでしょうか。 ビジネスシーンにおいて、敬語を使う意識の高い方も多いことでしょう。しかし、敬語表現を盛り込めば、正しいというものではありません。自分の使っている表現が正しい敬語なのかどうか、今一度考えてみましょう。 この記事では、「伺わせていただきます」を例に挙げて考えていきます。 「伺わせていただきます」は二重敬語なのでNG結論から言うと「伺わせていただきます」という表現は間違いです。なぜなら、この表現には二重敬語が使われているからです。 二重敬語とは、一つのフレーズに、2つ以上の敬語を含んでしまう表現のことをいいます。丁寧にしようとする意識から犯してしまいがちな誤りですが、相手に対し失礼になるので気をつけましょう。 例として、「おっしゃられていました」には「おっしゃる」と「~される」という2つの敬語が含まれています。 「伺わさせていただきます」もNG「伺う」は「行く」「聞く」「尋ねる」という言葉の謙譲語です。「~させていただきます」も「~させてもらう」の謙譲語です。 つまり、「伺わさせていただきます」という言葉は、一つのフレーズに、2つ以上の敬語を含んでいるため、二重敬語になり、敬語表現としては間違いです。 この場合は、「伺います」という表現を使いましょう。この表現にも、深い敬意が含まれており、目上の人に対しても使うことのできるフレーズです。 「〜させていただく」は多用しないこと敬語を使おうと意識すると、色々な言葉に敬語をつけたくなってしまいます。まずはこの機会に、「~させていただく」という敬語表現は多用しないように心がけましょう。 「~させていただく」を使うと、「伺わせていただきます」のように、二重敬語になりがちです。敬語を重ねたからといって、敬意が増すわけではありません。むしろ、回りくどい印象を与えてしまったり、伝えたいことが伝わりにくくなってしまうこともあります。 「伺わせていただきます」ではない表現を使おう目上の人に対して、「行く」「聞く」「尋ねる」といった言葉を伝えたいとき、「伺う」という謙譲語の敬語を使います。先程も述べたように、「伺う」という敬語を使うとき、「~させていただく」は使わないように心がけましょう。 「伺わせていただきます」ではなく、「伺います」「お伺いします」という言葉を使った例文を紹介していきます。ご自分がビジネスシーンで使うイメージを持ちながら、正しい敬語を確認していきましょう。 「伺います」を使う「伺います」を使った例文を紹介していきます。「伺う」は「行く」「聞く」「尋ねる」などの敬語表現になるので、ビジネスシーンにおいても耳にする機会が多いことでしょう。 「伺わせていただきます」に比べてもシンプルで、わかりやすい表現です。例文を確認して、応用できるようにしておきましょう。それでは早速見ていきましょう。 「伺います」の例文1例文:3時に御社へ伺います ここでの「伺います」は「行きます」の謙譲語を表しています。「3時にあなたの会社に行きます」ということを、敬語表現を使って伝えています。 「伺う」という敬語が使われていること、「伺わせていただきます」のような二重敬語になっていないこと、シンプルで伝わりやすい表現であることなどから、この文章は正しく適切であるといえます。相手への敬意を込めて文章を組み立てるようにしましょう。 「伺います」の例文2例文:社長に伺います、この問題についてどうお考えですか ここでの「伺います」は「聞きます」の謙譲語です。「この問題についてどう考えているのか、社長に聞きたいです」ということを、敬語表現を使って伝えています。 社長など、目上の人になればなるほど、敬語を付け足したくなってしまいます。「伺わせていただきます」と言いたいのをこらえて、間違っている文章であると認識して、シンプルな文を選びましょう。 次のページ:敬語の種類 初回公開日:2017年12月27日 記載されている内容は2017年12月27日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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2022.06.25 この記事では「お店に伺わせていただきます」について解説をします。 「お店に伺わせていただきます」とは?意味店に行きますという意味です。 「お店」は店を丁寧に表現しています。 「お米」もこれと同じ「お」の使い方です。 「伺わせ」は「伺う」のことで、「聞く」「尋ねる」「訪問する」の謙譲語です。 この場合は「お店に」といっているので、「訪問する」という意味で使用をしています。 「いただき」は「いただく」のことで、「もらう」の謙譲語です。 動詞の連用形に「て」を添えた形につくと、他人からの好意などを自分が受ける意を表します。 それによって、自分は恩恵を受けます。 「ます」は敬意を表す語です。 「お店に伺わせていただきます」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点この言葉は、話し手が聞き手のいる店を訪問する意思があるときに使用をします。 相手を敬う表現をしており、丁寧で問題がないように思いますが、この表現は適切ではありません。 「伺う」は「訪問する」の謙譲語、「いただく」は「もらう」の謙譲語で、二重敬語になっています。 この場合は「伺います」とします。 相手に失礼のないように丁寧な言葉遣いをしようとすると、敬語をいくつも使ってしまいがちです。 丁寧にしようとするあまり、間違った敬語の使い方をしてしまうのです。 「お店」はこの表現で問題ありません。 この場合の店は、聞き手がいる店を指しています。 聞き手に会う用事があるから、その店で飲食をしたいからなどが、店を訪れる理由として考えられます。 訪ねる際には、いつごろ到着するかを事前に伝えておくとよいでしょう。 相手の迷惑にならないように時間帯を考えて訪問をします。 「お店に伺わせていただきます」を使った例文「お店に伺わせていただきます」の返答や返信例店に来てもらっても問題がない場合は「わかりました」の意を伝えるとよいでしょう。 こちらの都合がある場合は、何時ころなら問題がないかを伝えておきます。 そうすれば、その時間帯に来てくれるはずです。 都合が悪くて店に来てもらいたくないときには、お断りをします。 「だめです」「無理です」といった断り方は、相手を拒否している印象を与えてしまいます。 相手を傷つけないように、「申し訳ありませんが」など一言添えるようにしましょう。 訪問を受け入れられない理由も述べると、相手は納得してくれるはずです。 まとめこの言葉は、話し手が聞き手のいる店を訪れるときに使用をします。 二重敬語になっているので、表現方法を変えるようにしましょう。 たくさん敬語を使えばいいというものではありません。 伺います お伺いします どっち?「お伺いします」は二重敬語になる 本来は「伺います」が正しい言葉 さらに「伺う」の前に接頭語の「お」を、「する」を「します」に変えたことにより、「伺う」をより丁寧な言葉にしています。 そのため、本来であれば「伺います」が正しい敬語となり、「お伺いします」は二重敬語であることがわかります。
伺わせていただきますの使い方は?ビジネスシーンでは「次の日に伺わせていただきます」などのように、よく「伺わせていただきます」という表現を使います。 「行く」の敬語が「伺う」で、これをさらに丁寧に言っているため、非常に丁寧な表現であるので就活などでも使うでしょう。
伺わせていただいたの敬語は?ビジネスの場でよく聞く「伺わせていただきます」。 一見丁寧に見えますが、実は間違っているとご存知でしたか? 「伺う」と「いただきます」はどちらも謙譲語のため、二重敬語となってしまい、正しい敬語ではないのです。 同じように、「お伺いします」や「お伺い致します」、「お伺いしたく存じます」なども実は二重敬語。
集金に伺いますの例文は?明日、町内会費を集金に伺います。. 参加費の2,000円は、当日受付にて集めます。. 会費としてお一人2,000円のご負担をお願いいたします。. お一人2,000円を徴収させていただきますのでよろしくお願いいたします。. |