漢方 合う 合わない 判断

東西薬局 > 女性のための体質チェック表

自分の体質を知ろう!

自分の体質を知ることで健康で快適な生活を送りましょう!

中医学(漢方)ではそれぞれの人の体質によって、その人にあった治療法や薬を使用するので、各個人が自分の体質を知る事が必要です。
女性の場合は、生理の様子や、顔色、普段の行動パターンなどで体質を判断する事ができます。
まずは、中医学的な体質のタイプを判明してみましょう。
そこから生活の改善点や気を付けること、不調がある方はどんな治療法がむいているのかを導く事ができます。

自分でできる体質チェックチャート

8つの質問の中で自分に当てはまるもの全て選択下さい。

(選択すると水色オレンジ色に変ります。
チェックの一番多かったタイプがあなたの体質です。
※ 一人一人が複数のタイプをあわせ持つこともあります。
(例えばタイプAが4、タイプBが4、タイプCが1だった場合は、AとBのタイプを合わせ持っていることになります。

記事監修

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猪越 洋平(Yohei Ikoshi)

  • ・鍼灸師
  • ・按摩マッサージ指圧師
  • ・国際中医専門員
  • ・中医手技療法士
  • ・医薬品登録販売者
  • ・元NHK学園 漢方・経絡講座講師

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宮下 洋輔(Yosuke Miyashita)

  • ・薬剤師

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吉祥寺東西薬局

180-0003
東京都武蔵野市吉祥寺南町2-6-7

月〜土 午前9:30〜午後7:00
定休日 日・祝祭日

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IKOSHI東西鍼灸院

180-0004
東京都武蔵野市吉祥寺本町1-35-14
吉祥寺七井ビル1階 F-4

月・火・木~土
10:00~13:00 / 15:00~18:00
(最終受付 17:00)
定休日 水・日・祝祭日

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東西漢方院

180-0004
東京都武蔵野市吉祥寺本町1-35-14
吉祥寺七井ビル1階 F-4

月・火・木~土
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(最終受付 17:00)
定休日 水・日・祝祭日

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八王子東西薬局
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東京都八王子市東町1-6橋完 LKビル7階

月・火・木〜土 午前9:30〜午後7:00
定休日 水・日・祝祭日

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調布東西薬局

182-0024
東京都調布市布田4-2-42

月〜土 午前9:30〜午後7:00
定休日 日・祝祭日

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東洋医学では、主に漢方薬を用いて治療を行います。
漢方薬は、緩やかに効果が現れるため、副作用は起きにくいと思っている方も多いと思います。

しかし、薬である以上、漢方薬にも副作用は生じます。
漢方薬の副作用とは、どのような症状があるのでしょうか?

本記事では、漢方薬の副作用について以下の点を中心にご紹介します。

  • 漢方薬の副作用が出る要因
  • 注意すべき副作用
  • 副作用が出やすい人の主な特徴

漢方薬の副作用について理解するためにも、ご参考いただけますと幸いです。
ぜひ最後までお読みください。

目次

  • 1 漢方薬とはどんな薬か
  • 2 「漢方薬は副作用が少ない」は本当?
  • 3 漢方薬で注意すべき副作用
  • 4 漢方薬で副作用が出やすい人
  • 5 注意すべき漢方薬
  • 6 漢方薬の副作用で多いのは「肝機能異常」
  • 7 漢方薬の副作用まとめ

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漢方薬とはどんな薬か

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漢方薬は、効果があるとされている生薬を、複数組み合わせたものです。

生薬は、自然の原料からできています。
生薬で治療することで、本来体に備わっている自然治癒力を助けていきます。

反対に西洋医薬は、原則1つの薬に1つの有効成分が入っています。
1つの症状や病気に対して、効果が得られます。

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「漢方薬は副作用が少ない」は本当?

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漢方薬は、本当に副作用が少ないのでしょうか?
漢方薬も医薬品のため、副作用は起こります。

副作用が出る要因は、主に以下の3つがあります。

  • 体質に合わない、証に合わない漢方薬を飲んだため
  • 漢方薬の作用が強すぎる
  • アレルギー反応

「証」とは、体力、体質、抵抗力、症状のあらわれ方などから判断される、その人の状態のことです。

副作用が出る要因の中でも、特に多いのは「体質や『証』に合わない漢方薬を飲んだため」です。

「証」に合わない漢方薬を飲むと、逆に体調が悪くなったり、症状が悪化したりしてしまいます。
漢方では、「証」に合った漢方薬を飲むことが大切です。

また、症状のあらわれ方には個人差があります。

漢方薬でも副作用は起こる

漢方薬で起こる副作用の主な症状と生薬について、以下の表にまとめています。

生薬名 副作用の症状
甘草(かんぞう) 「偽アルドステロン症」「低カリウム血症」「ミオパシー」血圧上昇、むくみ、手足のしびれやつっぱり感、筋肉痛、など
麻黄(まおう) 有効成分のエフェドリンによるドーピング反応、動悸、不眠、多汗、食欲不振、みぞおちの痛み、下痢、排尿異常など
附子(ぶし) 唇や舌のしびれ、手足の麻痺やしびれ、吐気や嘔吐、動悸、脈の変化、のぼせ、発汗など
地黄(じおう) 胃もたれ、胃痛、食欲不振、下痢など
黄ゴン(オウゴン) アレルギー反応として、「間質性肺炎」「肝機能障害」発熱、空咳、呼吸困難、眼球の白目の部分や皮膚が黄色くなる黄疸、全身の倦怠感や痒み、食欲不振、不眠、など

※副作用は、体質などにより個人差があります。

漢方薬を飲んでみて、体調が悪くなった場合は、医師または薬剤師に相談しましょう。

漢方薬で注意すべき副作用

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漢方薬で特に注意すべき副作用は、

  • 偽アルドステロン症
  • 間質性肺炎
  • 皮疹
  • 上部消化管症状
  • 肝機能障害

などがあります。

それぞれ紹介していきます。

偽アルドステロン症

偽アルドステロン症は、生薬である甘草によって起こる副作用です。
甘草は、漢方薬の約7割に含有されています。

甘草の主成分であるグリチルリチン酸によって、ホルモンの働きに異常が起きてしまいます。

間質性肺炎

間質性肺炎は、発熱、咳、呼吸困難などの症状があらわれる疾患です。
漢方薬では、柴胡(さいこ)や黄ゴン(オウゴン)を含む生薬が影響しています。

皮疹

薬剤アレルギーの症状として発疹、じんましんなどの症状があらわれることがあります。
個人の体質によって、さまざまな生薬で起こる可能性があります。

上部消化管症状

麻黄(まおう)地黄(じおう)当帰(とうき)酸棗仁(さんそうにん)ヨクイニンなどを含む生薬を服用するときに、胃の不快感もたれ胃痛胸やけなどの上部消化管症状があらわれることがあります。

胃腸が弱い方は注意しましょう。

肝機能障害

頻度はそこまで高くありませんが、服用後1〜2週間で症状があらわれることが多いです。
柴胡(さいこ)黄ゴン(オウゴン)を含む生薬での副作用が報告されています。

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漢方薬で副作用が出やすい人

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漢方薬で副作用が出やすい人の特徴として、

  • 漢方薬を3種類以上飲んでいる
  • 飲み始めて3ヶ月以内の人
  • 女性、中高年
  • 身長が低く体重も軽い
  • 利尿剤を服用している
  • 糖尿病でインスリン治療をしている
  • 肝臓疾患を治療している
  • 健康診断や採血検査を1年以上うけていない

などの特徴があります。

以上の方は、副作用が出やすいため注意が必要です。

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注意すべき漢方薬

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注意すべき漢方薬には、

  • 防風通聖散(ぼうふうつうしょうさん)
  • 葛根湯(かっこんとう)

などがあります。
それぞれ確認していきましょう。

防風通聖散(ぼうふうつうしょうさん)

最も副作用の多い製剤になります。
防風通聖散による副作用は、下痢や吐き気頭痛・発熱肝臓機能の異常などがあります。

健康診断やメタボ健診の普及に伴い、服用している方が多い可能性があります。
また、商品名は違っていても、含有されている生薬が重複していることもあります。

葛根湯(かっこんとう)

かぜの症状緩和のために、服用される方が多い傾向にあります。

葛根湯による副作用は、薬疹過敏症の症状が最も多いです。

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漢方薬の副作用で多いのは「肝機能異常」

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漢方薬でよく現れる副作用には、肝機能異常薬疹・過敏症肺障害があります。

漢方薬は、副作用がないので安心と思っている方も多いのではないでしょうか。
しかし、漢方も薬である以上、頻度は高くないですが、副作用は起こります。

副作用を防ぐためには、自己判断で服用する量を調整したりせず、正しく服用しましょう。また、副作用が出てしまったら、すぐ服用をやめて、医師または薬剤師に相談してください。

出典:厚生労働省【厚生労働省副作用情報に基づく一般用漢方製剤の副作用の件数と内容の調査

漢方薬の副作用まとめ

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今回は、漢方薬の副作用について中心にお伝えしました。
要点を以下にまとめます。

  • 漢方薬で副作用が出る要因は、体質に合わない、アレルギー反応などがある
  • 注意すべき副作用は、偽アルドステロン症や肝機能障害などがある
  • 副作用が出やすい人は、漢方薬を3種類以上飲んでいる、女性である、中高年である、などの特徴があるとされている

これらの情報が少しでも皆様のお役に立てば幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました。

漢方が合わないとどうなる?

漢方薬は安全で副作用がない」と思われている人が多いようですが、漢方薬も薬ですから、副作用はあります。 合わない薬を飲めば、胃腸障害などが起きることがありますし、また、天然物のソバや牛乳にアレルギーがある人がいるのと同じように、体質によっては、服用中に異変が起こる人もいます。

漢方の効き目はどれくらいで効いてくる?

漢方薬は一般的に、即効性はないといわれています。 風邪や鼻炎などの急性の病気の場合、1日〜3日で効き目が現れることが多いです。 慢性の病気の場合、少なくとも3ヶ月間は飲み続ける必要があります。 症状が治っ場合でも、漢方薬の服用をやめてしまうと、再び元の状態に戻ることがあります。

漢方どのくらい続けて飲んでも良いの?

漢方どのくらいの期間飲み続ければいいのですか? 3カ月~半年の間は漢方を飲み続けることをお勧めしおります。 短期間の服用で症状の改善がみられ場合でも、すぐに飲むことをやめてしまうと、 再び元の状態へ戻っしまうこともあります。 3カ月~半年の間継続することで、体質を改善し、症状が安定します。

漢方 好転反応 どのくらい続く?

1.好転反応が現れる期間は約1〜3日 この統計を更に細かく見てみると、被験者のうちの80%が漢方を服薬後1〜3 日で好転反応と思われる症状が出てきたとのことでした。 更に好転反応が続いた平均日数の統計もあり、その統計によると約68%の人が1〜3日間好転反応の症状が続いたとのことでした。